【サーマルクライムスタジオ富士】の『熱登山』をサウナオタクが深掘りする!見えてきたサウナーの極地!
2022年3月7日にお風呂のソムリエとして有名な松永武さんがプロデュースしたサウナのテーマパーク、沢山のメディアに取り上げられているが、僕自身も大好きな施設でこの度3度目の訪問で『サウナとウェルネス』その深さをさらに知ってしまった。
元々健康オタクだった僕は初めて訪れた時からサーマルの虜に。今回1年のアンバサダー就任と言う事で、その魅力をバシバシマニアックに発信します!
Thermal Climb Studio FUJI
<店舗情報>
♨️店舗名:Thermal Climb Studio FUJI
📮住所:静岡県裾野市須山2255番地3644
🚃電車:JR御殿場駅タクシー30分 バスもあり
🚙駐車場:駐車場あり
🕰営業時間:10:00〜20:00
😪定休日:月曜日、火曜日
💰料金:個人会員同行者→5h6000円
📠決済:各種可
🧴アメニティー:あり
🎐ドライヤー:あり
サーマルクライムスタジオ富士の魅力はここ
・たった5時間で世界のサウナを体験
・男女で楽しめて混雑、待ちなしの完全予約制
・ウェルネスとサテラシーが爆上がり
多分なのですが、オーナーの松永さんが凄い人なんだと思う。「温泉入浴指導員」「各種メディア出演」肩書きや経歴以上にサウナや温浴に対しての熱量が半端ない!
だからこんな凄い施設を誕生させてしまったのだと思う。
異なるサウナを巡ることで得られる、美と健康の感動体験を。
基本的な概念は『水風呂禁止』ゆっくり体を温めて4セット目にご褒美の水風呂にたどり着ける。登山と同じで1合目からゆっくり体温を上げていくイメージ
五つのサウナ体験
五つのサウナの特徴をお伝えします。
見たことも感じた事もない、極上のサウナ体験ができるのがサーマルの魅力
まさにサウナのテーマパーク、そのどれもが手抜きではなく意味をしっかり持っている
サウナマニアとしてその魅力を深掘りせずにはいられない。
①日本一のマウンテンサウナ
メインサウナの最大の特徴は高さ3Mの高低差、ここでアウフグースをやったり爆音の音楽を流したり色んな楽しみができるが、まず初めに下段に寝転びながら脚を頭より高い位置に持ってくることが出来る。このおかげでスーパー銭湯では不可能な脚からしっかり温める事ができ、全身均等に熱を感じる事が出来る。
・アウフグースも出来るメインサウナ
・熱や音、色と光、映像や香りなどの五感を刺激
・国内最大級の高低差で温度変化を楽しめる
②ベンベルグサウナ
ベンベルグサウナは、ドイツで 70 年以上にわたりサウナを手掛けるベンベルグ社のサウナ。
頑張って6人入れるメディケーションサウナはセルフロウリュが可能。その時に天井のボコボコで蒸気の拡散を助けてくれるらしい。
③テルマリウム
テルマリウムとは古代ローマ浴場にある浴室の総称でここにトルコ式のハマム、寝転べるやつを採用してドイツの自然療法の一つであるクナイプ冷水療法が出来る。
つまり色んな国のいいとこ取りした素晴らしいミストサウナでトモゾウ的に一番好きかも。
普通の施設ではなかなか体験することのできない『クールアウフグース』ってのを体験することが出来ちゃう!これがマジでキモティのよ!
④日本最大級のケロサウナ
フィンランドでも採取量が制限されて「木の宝石」とも呼ばれる貴重な木材。
一般的なサウナ施設ではケロパッチなど少しだけケロ材を使っているが、サーマルでは全てケロ材を使用。しかも薪と電気ストーブのハイブリッドでとっても贅沢空間。混むことないので贅沢にケロに包まれる事が出来る。
⑤キャンプサウナ(ECOサウナ)
・40〜50℃の薪サウナ(ロウリュ可)
・天井がガラス張りで、季節や星を楽しめる。太陽光の効果もあるみたい
・椅子にスピーカー内蔵、Bluetoothで自分の好きなbgmを流せる
こちら、2023年10月に誕生したサーマルオリジナル星を眺められるサウナ。
新作なので今回はこれが目当てでした。
想像よりも遥かに素晴らしかった、プラン的にサーマルさんは5時間のんびりと計画する人も多い。ハードなサウナの合間に仲間とだんらんの時間を過ごせる。
マジで凄い!このサウナができた事でサーマルでの楽しみの幅が5倍くらい広がる。今回ご一緒したサ友はサーマル初なのにここに1時間居たそうだ。それだけ焚火しながらの開放的なサウナはサウナーを沼らせる。
トモゾウ。おすすめ過ごし方
サウナなので自分の好きな様に入ればいいのだが、せっかくサーマル来たのならサウナを通じてウェルネスの高みを目指してほしい。
自分史上最高のサウナに出会えます!!
サーマルさんが推奨するセットのこなし方もあります
参考までに😊
①アウフグースの時間を確認
アウフはその日のお客様の状況で決めるみたい。
全ての人が一回はアウフを受けれる様になってる
↓
②マウンテンサウナの音と光に包まれながら下段でまずは体を均等に温めます。ポイントは足を上げる
↓
水を飲みながら少し休憩
↓
③ベンベルグサウナで好きなタイミングでロウリュをして体温を少しずつ上げていく
↓
ラウンジで休憩(ヘッドホンがあるので音楽を聴きながらゆっくり体温を下げる)
↓
④テルマリウムでミストサウナを体験したらその場でクナイプ(サウナ室で水を全身にかける)
↓
⑤不感浴、少し冷えた体に体温レベルの温度でリラックス←枕がキモティ〜
↓
⑥マウンテンサウナでアウフグース
上段はマジで熱いので玄人さん向け
↓
⑦今日初の水風呂←富士山の湧水で温まりまくった体を冷やす
↓
外に出て森林浴←都会では味わう事の出来ない雑音ない小鳥のさえずりでととのいを
↓
昼食を食べて、それぞれの時間で休憩
↓
⑧日本最大級のケロサウナへ←圧巻のフィンランド体験、本物の木の香りを
↓
⑨キャンプサウナ(ECOサウナ)サーマルオリジナルサウナで2023年10月誕生。
しっかりととのった後に仲間と焚火を眺めながら談話を楽しむ。Bluetoothを繋げて好きなbgmを、スタッフ山田さんのおすすめは『青葉市子』←めちゃエモい
サウナ飯
かなり本格的な食事を頂くことが出来る。
僕はサーマルカレーのココナッツにしたが、しっかり香辛料が効いてて文句なしに美味しかった。
まとめ
完全予約制で優雅な時間を過ごせる事が、このサウナの他にない特別感を演出してくれる。
普段のサ活ではどうしても時間に追われてしまうから、サウナとは?について考える余裕がないからだ。ホテルサウナや上質な個室サウナなど素晴らしいサウナもあるがここはサウナのクオリティーがまるで違う。色んな角度からサウナとは?について考えてみる事が出来る。
僕的に感じたことは、今までのサウナとはウェルネスを得る手段であるから、自律神経に刺激を与え「ととのえばいい」の概念だったが、『熱、光、風、音、香り』と五感を研ぎ澄ませなければ到達できない頂きがあるのだと最後のキャンプサウナ内で焚火を眺めながら思うことが出来た。
貴重な自分の鼓動に意識を集中させることで、熱のありがたみに気づくことが出来たんだと思う。もちろん1人で楽しむ事もできるし、仲間と訪れても最大限楽しめる施設だ。きっと普段話すことの無い深い感情で語らう事が出来るはずだ。
忙しく生きる事に慣れきった現代人がサウナを通じてスローライフのありがたみに気付く。そんな優しい施設です。