サウナの豆知識

こんなに奥深かったサウナの歴史

トモゾウ。

僕自身サウナにはよく行くのですが文化や歴史についてはまだよく知らなままでした。
サウナはフィンランド発祥の熱気浴で、世界各地に広まっていますが、その起源や文化は意外と知られていません。そこで、この記事では調べついでに僕の意見もアウトプットついでに記載します。

蒸されるって楽しい。日本はもともと銭湯文化があり、サウナはフィンランド発祥ってことは知ってるけど。もっと深く知りたくなったんよね。

トモゾウ。
トモゾウ。

サウナの歴史

発祥①

サウナの起源は定かではありませんが、一説によると、紀元前2000年頃に北ヨーロッパで始まったとされます。当時の人々は、冬の寒さから身を守るために、穴を掘って火を焚き、その上に枝や皮をかぶせて小屋を作りました。その中で火の熱で温まりながら、水や雪をかけて蒸気を発生させて発汗しました。これがサウナの原型と考えられています。

熱いぜトモゾウ。
熱いぜトモゾウ。

紀元前2000年前なのか!!!確かに寒過ぎたら蒸気に包まれたいって思うよね普通….笑

発祥②

フィンランドに住むフィン族は、狩猟や移動のために小屋を建てて食料を貯蔵したりスモークしたりしていました。その小屋が次第に沐浴のための場所へと変化していったのがサウナの始まりです。当時のサウナは、土を掘って穴を作り、その中に木で骨組みを組み立てて動物の皮などで覆ったものでした。石で作ったストーブに水をかけて蒸気を発生させ、温度や湿度を調整することも行っていました。

トモゾウ。
トモゾウ。

食糧の保存がきっかけの話もありますね。スモークは長持ちするし、そこから暖を取り出す流れも自然なのかも。

サウナの昔の使われ方

サウナはフィンランドでは神聖な場所としても使用されてきました。出産や結婚式の前に体を清める場所、死者を清める場所などの目的でも使用されていました。サウナにはサウナトントゥという妖精が住んでいると信じられており、サウナトントゥに敬意を払うことが大切だとされていました。

<画像豊橋サウナピア>

トントゥとは

サウナの妖精トントゥとは、フィンランドの伝承に登場するサウナ室に住む小さな妖精です。サウナを楽しむ人たちを見守り、サウナの火や水を管理してくれると言われています。トントゥはサウナに対する敬意や感謝を示すと喜びますが、逆に無礼な態度を取ると怒って災いをもたらすこともあります。トントゥはサウナの文化や精神を象徴する存在であり、フィンランドでは今でもサウナにトントゥの置物や絵を飾る習慣があります。日本でも最近はサウナの妖精トントゥが人気を集めており、色んな施設で見かけるようになってきました。

熱いぜトモゾウ。
熱いぜトモゾウ。

最近のサウナ施設で見かけるようになってきた神様「トントゥ」
蒸されてまくってもうキツい!って思ってもなんか見守られてる感じあるから、安心できるトントゥ!!

それとフィンランドでは人生の大切な行事を行う神聖な場所なんだよね。僕らも敬意を払って使わせてもらわないと。

北欧を中心に広まっていった

サウナはフィンランドだけでなく、バルト三国やロシアなどでも伝統的に利用されてきました。特にロシアではバーニャと呼ばれるサウナがあり白樺の枝を束ねたヴィヒタというもので体を叩くことが行われています。ヴィヒタは血行促進や殺菌、肌の保湿効果などがあると言われています。

サウナは20世紀に入ると世界各国に広まりました。特に日本では1961年に東京温泉が初めてサウナを導入したことがきっかけです。1964年の東京オリンピックでは選手村にもサウナが設置され、日本中にサウナブームが起こりました。日本では高温で乾燥したドライサウナが主流ですが、フィンランドでは温度は比較的低めで湿度も高い湿式サウナが一般的です。

東京オリンピックフィンランド選手村の以前に高級娯楽施設としてサウナが導入されてたらしい。この時代だとわざわざ汗をかくって発想よりも目新しいものを取り入れてみたって発想でしょうね。

トモゾウ。
トモゾウ。
広がりは他の大陸にも

サウナはヨーロッパだけでなく、アジアやアフリカなど他の地域でも伝統的に行われてきました。例えば、日本では「岩盤浴」や「草蒸し」などの入浴法があります。岩盤浴は、火山岩などの岩盤に寝そべって体温より高い温度で温まる方法です。草蒸しは、竹や草などで作った小屋に入って蒸気で発汗する方法です。これらの入浴法は、サウナと同様に体を清潔にしたり、血行を良くしたりする効果があります。

日本のサウナ文化

日本には古くから蒸し風呂という入浴文化があります。蒸し風呂とは、熱した石や薪などに水をかけて発生した蒸気で身体を温める方法です。蒸し風呂の起源は縄文時代にまでさかのぼり、温泉や洞窟、竈(かまど)などを利用していました 。

蒸し風呂は仏教の影響で、身体を清めるだけでなく、心も浄化する場所として重視されました。奈良時代には、寺院で施浴(せよく)という慈善活動が行われ、貧しい人々に無料で蒸し風呂を提供していました。この施浴が後の銭湯の原型となりました。

江戸時代には、銭湯が庶民の憩いの場として繁盛しました。当初の銭湯は戸棚風呂と呼ばれるもので、浴槽に足を浸す程度の湯と上半身を温める蒸気を組み合わせたものでした。明治以降、銭湯は近代化され、タイル張りやシャワーなどが導入されました。

画像引用田辺温熱保養所ホームページ

熱いぜトモゾウ。
熱いぜトモゾウ。

日本の蒸し風呂の起源って縄文時代からあったの!!?そもそも日本って歴史の深い国だから色々調べてみると面白い。やっぱり宗教的に心が浄化されるってなるのね、確かに汗かくと浄化された気持ちになってます。

サウナの歴史まとめ

サウナの歴史を調べてみると、世界中でその土地の文化に合わせて進化してるのがわかる。伝統的なサウナの在り方だと発祥の地フィンランドが思い浮かぶ。そこからエンターテイメントにアウフグースなどで進化したのがドイツ文化だったり。日本はもともと蒸し風呂や銭湯文化があるから北欧文化のサウナも自然と馴染んできてる。僕が思うに北欧文化に無理に合わせるのではなくテレビがあったり蒸し風呂をゆっくり入ったり個室サウナでととのったりと独自の進化を歩んでってほしい。そんな進化とサウナの成り行きを見守ります。

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ABOUT ME
東海サウナ王!トモゾウ。
東海サウナ王!トモゾウ。
サ旅ライター
静岡県内の製造業で働きながら、休日は東海圏を中心にサウナ旅をしています。
サウナの魅力をもっと色んな方に知っていただきたく『東海サウナ盛り上げ隊』を発足。地元のサウナだけではなくサウナ施設をゴールにしたサ旅で旅に出たくなるようなコンテンツを仲間と共に発信。
サ旅を日本の良い文化にする為にまずは、中日本をサウナで元気にします。 好きなサウナは、「サウナピア」「大垣サウナ」
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